マイクロフォーサーズ安価な神レンズ|おすすめ6選

レンズはピンキリ。

いいレンズを使えばいい写りをすることはわかっている。

だけど、カメラやレンズにコストをかけられないのが現状。

スマホとは違う写真を撮りたいがコストはかけたくない

安いレンズでも、本当にいい写真が撮れるのだろうか。

脱スマホから勢い余ってカメラを購入してみたけれど写真は変わったのだろうか。

もっとSNSでいい写真をアップして観てもらいたい。

こんな悩みはないでしょうか。

本記事では安価なレンズでもいい写真が撮れることをお伝えします。

最後まで読んでいただくと、安価なでも十分に作品づくりができることがわかります。

本記事の内容

  • 安いレンズの本当の意味がわかる
  • コストを掛けなくても十分に作品が作れることが理解できる
  • 自身の機材に自信が持てる
目次

デジタルカメラのレンズ

デジタルカメラから写真をはじめた方は本当に幸せです。

なぜそんなことを書くのかというと理由があるからです。

デジタルカメラのレンズに悪いレンズはほぼ存在しないためです。

フィルムカメラでは高屈折レンズ・非球面レンズなどという硝材はまず利用されませんでした。

高級硝材のレンズは高嶺の花だったんだよ

利用されても超高級レベルのレンズばかり。

一般向けのレンズは通常の光学レンズだけだったのです。

それでも当時はいいレンズとばかり購入していたのです。

デジタルカメラの時代はどうでしょう。

キットレンズと言われる安いレンズでも高級硝材がふんだんに使用されています。

本当に贅沢な話です。

安いと言われる汎用レンズですら高級硝材が多用。

こんな贅沢な時代が一般化しているので驚くばかりです。

雑誌で高級硝材について特集記事が組まれたことも

デジタルカメラの性能が向上し高解像度に対応することが目的なのでしょうが、

この20数年でここまでレンズが高性能化することを誰が予測したでしょうか。

ここでお伝えしたかったことは以下の内容です。

外国製の値段すらつけられないトイレンズならまだしも、

  • デジタルカメラのレンズは安い高いに関係なく高性能
  • 安価なメーカーレンズで撮った写真でも、いい作品は間違いなく良い

ということです。

神レンズの定義

神レンズの定義は関連記事で述べています。

しかし本記事で紹介するモノは、あえて高級レンズを除外しています。

なぜならここでは安価な汎用レンズを軸としているからです。

汎用レンズの中でも神レンズと称しても恥じないものが現実的に存在します。

高級神レンズを買わないと写真が良くならないの?

ありえません

ただ高級レンズと汎用レンズから選ばれた神レンズが同じ土俵に無いことだけは理解してください。

高級レンズで言われる神レンズの定義と汎用レンズの定義は異なります。

解像度と収差補正、それから外観とか

汎用レンズに関する神レンズは以下についての評価を主体としています。

1:使い勝手、2:近接性能、3:高級感、4:費用対効果、5:重量と大きさ

安価なレンズのメリット

高級な商品はとかく氣を使いすぎます。

たとえば自動車であったなら外国製の高級車で買い物に行っても目立つばかり。

傷でも付こうものなら修理費がとんでもなく高く付く。

これが洋服なら汚れることに氣を使うばかりで遊びに集中できない。

レンズでも同じようなことを考えがちです。

ただし汎用品だからといって乱暴に扱ったり傷ついても構わないという意味ではありません。

ここでは氣楽に使えることが重要な要素ととらえています。

モノは価格にかかわらず大切に使用したいもの。

長持ちすることで愛着が湧き、やがて相棒のような存在になるからです。

愛着って大事だよね

氣楽に使えるということは頻繁に使用することにつながります。

頻繁に使用することになればいい作品を創り出すタイミングも増えていきます。

写真は撮らなければ意味はありません。

防湿庫の中に高級レンズを眠らせている位なら頻繁に持ち出される汎用レンズの方が幸せです。

頻繁に使用すれば、レンズ特性や使い方について目を閉じてもわかるようになります。

モノとは使われてはじめて価値が出ます。

安いレンズだと卑下(ひげ)することは何もありません。

高級レンズを持っている人がいい作品を撮れる理由などありません。

汎用レンズでも数百枚・数千枚撮影することの方がはるかに大切です。

電動式ズームの魅力とデメリット

電動式ズームレンズはマイクロフォーサーズにも存在します。

電動だからいかにもカンタンラクラクのイメージがつきもの。

確かに手でズーミングすることより少し回せばズームできる電動は便利でしょう。

ただ苦あれば楽あり・楽あれば苦ありと言われることわざのように、

便利はある意味不便であるということも抑えておきたいものです。

これは携帯電話が主流になった時代と交差します。

携帯電話が普及していなかった時代、頭の中にある程度電話番号が記憶できていました。

もし災害が起きたときどうでしょう。

携帯電話を失くした・壊れた、電池切れで使えなくなったなら。

頭の中に電話番号を記憶していたなら少なくとも公衆電話で連絡が取れたはずです。

大げさな話に聞こえたかもしれません。

しかし便利を求めるあまり不憫(ふびん)さを手にしてしまうことはよくある話です。

家族の電話番号は覚えておいても良いかも

電動ズームと災害と同じレベルで語るべきではないのでしょう。

ただ自動化を求めるということは何かを失うことにつながります。

電動化のデメリットは複数あります。

  • 不用意にバッテリーを使ってしまうという点
  • 故障した場合、現地で対処する手立てが無いかもしれないという点

もちろんレンズ一体型カメラの場合は別で、電動ズームは一般的かつ歴史も長く信頼できるシステムです。

また動画撮影なら電動ズームの選択はあるでしょう。

電動ズームについて賛否あるでしょうが筆者は前向きではありません。

撮影はいかなる状況でも撮影が継続されることが最優先であるべきだからです。

何らかのトラブルで電動ズームが動かなくなり最高のチャンスを逃すほど辛いことはありません。

写真は撮りたいと思った瞬間にシャッターが切れることが最も重要です。

沈胴式レンズの魅力とデメリット

旅行に行く際にカメラやレンズは最小限にしたいもの。

特にレンズは小さければ小さいほどメリットは大きくなります。

特に使用しない際にレンズがより小さくなればどうでしょう。

沈胴式レンズ。

このタイプが使用外の際にコンパクトになるレンズです。

沈胴式とは撮影をしないとき、レンズがレンズ内に潜り込む仕組みをいいます。

すべてのレンズに沈胴式が採用されればとても小さく持ち運べます。

古いLEICAのレンズにも多く沈胴式レンズがあった

ただ沈胴式にするためにはそれなりのレンズ設計が必要となります。

特にガラス間にある程度の距離を保たなければならない望遠レンズには適合が難しくなります。

そのため沈胴式レンズは広角側で多用される傾向にあります。

一方で沈胴式レンズは速写性という面でやや不利な立場にあります。

沈胴式レンズはマウント部にレンズを取り付ければいいというわけではありません。

この状態では使用できない

レンズ繰り出しで撮影可能

繰り出さないとメッセージが出る

さらに撮影スタンバイの状態にまでレンズを繰り出す作業が必要です。

スタンバイしないままだと「撮影状態にしてください」とカメラが指示を出すことも。

ズームリングを回す少しの時間であってもタイムラグは少なからず発生します。

このわずかな時間のおかげでシャッターチャンスを逃す場合だってあるのです。

たまにスタンバイ状態を忘れることも

撮影者は沈胴式レンズであることをしっかりと認識しておく必要があります。

他方で沈胴式レンズは通常レンズより可動部が大きくなり故障リスクも存在します。

しっかりした作りなら問題はありません。

しかしコストを切り詰めたモノなら課題が残ることも。

作りによってはチリホコリが入ることもある

ネット社会になり多くの情報が手に入ります。

ある沈胴式レンズは故障しやすいといった投稿記事を見かけることがあります。

沈胴式はとても便利な機能ながら、機種によって有利・不利が存在します。

安価な神レンズ1:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II

高倍率ズームは映りがいまいち。

フィルムカメラの時代はそんなふうに揶揄(やゆ)されていたこともありました。

時代は変わりデジタルカメラではそんな不評も消えつつあります。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIはその代表格です。

冒頭にも述べましたがフィルム時代とデジタル時代とではレンズ設計が全く違います。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II外観

当時は望遠レンズでも汎用レンズに高級硝材は使用されなかったのです。

しかしM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIには光学ガラスの半分が高級硝材です。

なんと贅沢な作りでしょうか。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIのレンズ構成

高級硝材がふんだんに使用されている
出典:OM SYSTEM

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIのMTFチャート

広角側はコントラストが良好
出典:OM SYSTEM

MTFをみれば60本で30%にまで低下している様子もうかがえます。

一方で実写ではMTFチャートが示すほど大きな欠点を見出すまでには至りません。

MTFチャートは絞り開放時のデータなので絞り込むことで改善される傾向にあるからです。

安価なレンズだからダメというレッテルを貼るのはカンタンです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIサンプル画像1
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIサンプル画像2

そんなことよりも長所を見つけることです。

このレンズが安価な神レンズの中で筆頭に位置している理由が以下にあります。

キットレンズとして安価に手に入るだけでなくこの1本で多くの撮影がこなせます

この1本のレンズさえあれば撮影に困ることは少ない

防塵防滴機能が付与されているので撮影環境を選ぶ必要がなくなりました。

F値が4.0、5.6だから使えないという理由は過去の遺物。

今やISOが6400でもノイズ許容の範疇(はんちゅう)に収まる時代です。

加えてAdobeやDxOなどのA.I.ノイズキャンセラー機能の発達で不満の声は消えつつあります。

人は見かけで判断してはいけないと言われるようにレンズも同じことです。

レンズ神話はコンピューターの発達で終焉(しゅうえん)を迎えつつあります。

すでに解像度はコンピューターによっていかようにでもなる時代に

ボケないレンズと言われながらボケ味は編集ソフトで作り上げる時代に。

実写なら望遠側を駆使し、絞り開放で撮影すればいいボケ味も再現できます。

モノとは使い方や工夫でなんとでもなる代物。

解像度論議が終わりかけているように、

安価なレンズでいい写真が撮れないと嘆くなら、高級レンズを用いても結果は同じです。

弘法筆を選ばず。

撮影者は今ある機材で最善を尽くし、いい写真を撮ることに集中するだけです。

安価な神レンズ2:LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.

レンズとは撮影者に不安を与えないこと。

このLUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.はその言葉にふさわしいと言えるでしょう。

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.外観

理由は防塵防滴機能が付与されていること。

サイズと大きさを適切に設計したことで故障リスクが少ないこと。

接写能力と性能面のバランスがいいことです。

OM SYSTEMにはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROがあります。

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.サンプル画像1
LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.サンプル画像2

実写でLUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.は明るさを除きPROレンズに負けない性能を秘めています。

接写能力と解像度。

さらに60mm(フルサイズ換算120mm)と望遠域まで広げた画角は安心感が違います。

このレンズは使いやすく性能もそこそこにある

少なくともレンズ交換の頻度が一氣に下がるので撮影に集中できるメリットがあります。

外装がプラスチックなので高級感は感じませんがレンズマウントが金属で安心感があります。

レンズキットに加えLUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 も評価してみた

レンズ1本だけ持ち出して撮影するとなれば、

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.は確実に選考レンズに入ります。

12-60mmという広角始まりでかつ広く望遠域も網羅するレンズは貴重な存在。

フルサイズ換算で120mmまでカバーできるならスナップはこれ一本で完成します。

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.のレンズ構成

非球面とED硝材でバランスよく補正されている
出典:LUMIX

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.のMTFチャート

MTFチャートは良好
出典:LUMIX

高倍率ズームではない設計でMTFも40本で50%程度に抑えられています。

費用対効果を存分に活かしたズームレンズの代表と言えるでしょう。

LUMIX G VARIO 12-60mm F3.5-5.6 ASPH.

安価な神レンズ3:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

このレンズほど注目すらされていない存在はありません。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R外観

実はM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは外国で高い評価を得ているのです。

実写性能で確認してみたところ、大きな不備は見当たりません。

ただマウント部がプラスチックだという理由で切り捨てられたのかと思えるほど。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rレンズ構成

高級硝材は少ないが抑えるところはキッチリ守るという印象
出典:OM SYSTEM

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 RのMTFチャート

青ラインは60%をキープしコントラスト低下を抑えている
出典:OM SYSTEM

プラスチックマウントといえどエンジニアリングプラスチック。

【エンジニアリングプラスチック】
強度と耐熱性に優れたプラスチックの総称。一般的に耐熱性が100℃以上、強度が49MPa(500kgf/㎠)以上、曲げ弾性率が2.4GPa(24500kgf/㎠)以上を持つ高機能樹脂をいう。
参考:旭化成

特殊な機能の素材を使用しているおかげで容易に破損することはありません。

光学性能は悪くはなくゴーストやフレアーもきっちり抑えてくれます。

ただコストダウンのためか標準販売でフードが付属していない点が残念です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rサンプル画像1
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rサンプル画像2

フードは横からの光を遮るために必要なアイテムです。

フードはサードパーティー製で十分だからつけておきたい

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZの補完用として位置付けが強いようですが、

むしろ標準系のPROレンズと組み合わせても面白いレンズなのです。

望遠150mm(フルサイズ換算300mm)を網羅しつつ190 gは軽すぎます。

隠れた名レンズ

PROレンズばかりに目が行きそうですが価格・重量に加え性能を考えれば選ばない理由はありません。

標準もしくは準標準系の単焦点レンズに加えれば1日の撮影は十分過ぎるほど。

防塵防滴が無いために砂埃での撮影には氣を使いますが、

持参していることも忘れさせてくれる超軽量望遠ズーム

正に安価な神レンズの一員に加えられる立派なレンズです。

安価な神レンズ4:M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

野鳥撮影でよく購入されるレンズですが解像度に不満を抱きワンランク上のレンズに変更されがち。

そんな意味でも不遇なレンズですが、

野鳥撮影では最長側の300mmを多用することに原因がありそうです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II外観

ズームレンズで問題になるのは広角でも望遠でも最端域に甘さが出てしまう点です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIは安価ながら超望遠をカバーしています。

フルサイズ換算600mmでありながらこのサイズには脱帽です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIレンズ構成

EDレンズが多用され色収差を良好に抑えている
出典:OM SYSTEM

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIのMTFチャート

青ラインは60~80%と良好に保たれコントラストが安定
出典:OM SYSTEM

フィルム時代では逆立ちしても600mmレンズなど手に入りませんでした。

500mmで反射型の超望遠レンズ(レフレックスレンズ)があった程度です。

レフレックスレンズ/出典:Kenko Tokina

反射型望遠レンズとは鏡の反射を活かして焦点距離を稼ぐ仕組みです。

大変小さなレンズ設計が可能です。

一方で絞り値が固定されること、ボケがドーナツ型になるなど特異的な存在でした。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIサンプル画像1
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIサンプル画像2

どうしても超望遠レンズが欲しいなら反射型望遠レンズの購入位しか許されていませんでした。

もちろん百万円近く投資すれば超望遠レンズは購入できましたが一握りの販売だったでしょう。

そのような歴史を歩んできた中で超望遠600mmのズームが5万円以下で売られている。

今でも信じられない価格破壊です。

デジタル画像はコンピューター処理でいくらでも拡大表示が可能です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIの最長端で甘さが出るのは当然の話し。

この価格で手に入る超望遠は希少価値

アラ捜し的なことをいくら続けても写真の腕が上がることはありません。

むしろ野鳥撮影に重要な項目に力点を置く方が建設的ではないでしょうか。

穴場を探し出す、時期を見極めるなどすればもっといい写真が撮れることでしょう。

それでもより望遠側が必要と感じたなら、

その段階で400mm以上の画角を求めても遅くはないと思います。

デジタルテレコンで対応すれば画質は一氣に低下します。

マイクロフォーサーズのセンサーを目一杯使用して超望遠撮影することは重要です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIには、

氣軽に超望遠領域をセンサーいっぱいに映し出せる能力があるのです。

LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 IIとの比較

同じく安価な超望遠ズームがLUMIXからも販売されています。

当初、安価な神レンズにこのレンズを加えようか悩みました。

そのため、あえて記事に入れることにしました。

LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II外観

防塵防滴機能が付与されている点はM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIより優れています。

解像度も悪くはないので大変悩ましい存在です。

ここで安価な神レンズに選考しなかった理由は重量にあります。

残念ながらLUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 IIは約100 g重くなっています。

マイクロフォーサーズの利点は軽く、小さく、軽快であることです。

あくまで比較論でしかありませんが。

重さを選ぶか信頼を選ぶか、難しい選択

M. Z. D. 75-300mm F4.8-6.7 IIが75mmと広角側を多くカバーしている点も評価差としました。

LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 IIレンズ構成

インナーフォーカス採用でバランスが良い
出典:LUMIX

LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 IIのMTFチャート

収差も良好に抑えられている
出典:LUMIX

もし重量差を感じないなら話は別です。

防塵防滴性能付きのG VARIO 100-300mm F4.0-5.6 IIの選択はもちろんアリ。

この点は断言します。

LUMIX G VARIO 100-300mm F4.0-5.6 II

安価な神レンズ5:M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱ

単焦点レンズならマイクロフォーサーズの広角系レンズは多く存在します。

しかしズームとなるとM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱに匹敵する存在はありません。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱ外観

デザインが一新されスマートな印象に

ズームレンズが重宝するのは足場の悪いネイチャー撮影や室内撮影。

超広角18mmをカバーしつつ安価に抑えられた唯一無二のズームレンズは、

費用対効果が抜群に高すぎます。

これだけですでに神レンズを名乗っても構わないでしょう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱサンプル画像1
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱサンプル画像2

8群12枚構成で、そのうち5枚に高級な硝材が使用されています。

MTFチャートで60本チャートが周辺20%程度の落ち込みとなりますが、

コントラストの指標となる30本ラインでは70%をキープしており実写性能は十分でしょう。

広角レンズはパンフォーカス撮影が基本。

MTFチャートは絞り開放時の結果だけに間違いなく絞り込むことで改善されます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱレンズ構成

両面非球面レンズを贅沢に2枚使用
出典:OM SYSTEM

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6ⅡのMTFチャート

ズーム全域でコントラストが良好
出典:OM SYSTEM

2024年2月に新型モデルが登場しデザインが洗練されました。

光学性能は旧型モデルを引き継いでいるので旧新どちらのモデルを選択しても問題ナシです。

安価な神レンズ6:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

最後だけ単焦点レンズとは驚いたことでしょう。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8外観

本来ならすべてズームレンズで済ませるべきだったのかもしれません。

しかしM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8には外せない理由があるのです。

それは作り込みです。

このレンズにはマニュアルフォーカスクラッチが装備されています。

他方でM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0にも付与されておりとても高級な作りです。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8サンプル画像1
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8サンプル画像2

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8は非常に不思議な存在なのです。

単焦点でマニュアルフォーカスクラッチが付与されていれば使い勝手は一氣に向上します。

17mm(フルサイズ換算約35mm)という画角はスナップに最適です。

スナップに求められることは置きピンです。

置きピンとはあらかじめ決めておいた焦点距離に設定し速写性を上げる技術です。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8レンズ構成

高級硝材をバランスよく配置
出典:OM SYSTEM

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8のMTFチャート

コントラストが高く抜けの良い描写
出典:OM SYSTEM

17mmは準広角レンズなので被写界深度も深めに取れます。

絞りを8~11程度にすればパンフォーカス撮影が可能になります。

この価格で手に入る超望遠は希少価値

置きピンを有効に使うにはマニュアルフォーカスクラッチは大変有効です。

マニュアルフォーカスクラッチはPROレンズだけの特権と考えていましたが、

一部のPREMIUM単焦点レンズに付与されています。

これは大きなアドバンテージ(優位点)です。

一度使うと病みつきになるレンズ

さらにF1.2シリーズの単焦点PROレンズに比べ価格が非常にリーゾナブル。

作り込みの良さときれいなボケ味を演出します。

これだけでも普通に神レンズに推挙したいところですが安価というプラスアルファが付いています。

17mmは単焦点レンズの中でも最も使い勝手が良い画角なので自然と使用頻度が上がります。

6番目に紹介したのはランク的な意味合いではなく、ただ単焦点という仕分けに過ぎません。

まとめ

マイクロフォーサーズに関する安価な神レンズを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

汎用レンズといえどマイクロフォーサーズのレンズは逸品揃いです。

紹介しきれていないMF専用レンズなど多彩なバリエーションが有りますが、

今回ご案内したレンズにハズレはないと断言します。

フルサイズ信仰に乗っかることに否定はしませんがあくまでカメラ・レンズは道具です。

深追いしすぎるより多くの撮影に出かける方が楽しくならないでしょうか。

楽しいから写真は続けられる。

氣軽に使えるマイクロフォーサーズの魅力を多くの方に知ってほしいと願っています。

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