マイクロフォーサーズ|ZUIKO PREMIUM単焦点レンズの実力と軽快な映り

目次

レンズの基本:美しいボケを演出M.ZUIKO 25mmF1.8標準レンズ

一眼レフでもっと未基本となる画角は標準レンズ。

フルサイズ(35mmフィルムカメラ)なら50mm、645フォーマットなら75mm。

この画角は人間が視覚する最も一般的な視野とも言われています。

35mmフィルム時代では、カメラと同時に購入すべきは50mmの標準レンズとされていました。

一眼レフは今やデジタルへと変化し、

様々なフォーマット(センサーサイズ)が発売されそれに合わせた標準レンズが販売されています。

最近ではズームレンズが当たり前となっているため、単焦点を使用するユーザーは少なくなっています。

そのため標準レンズという言い方もやや時代遅れ的な見方がされている、そんな氣もします。

標準レンズとなるM.ZUIKO 25mm F1.8

軽くて明るい軽快さ

マイクロフォーサーズマウントの標準レンズはフルサイズの半分の画角。

すなわち25mmが標準レンズに該当します。

キットとして販売されているレンズの多くはズームであるため25mmは意識しなくても使用することができます。

しかしズームレンズは汎用とされるものでF4やF5.6と暗く、PROレンズであってもF2.8が最も明るいものです。

それに対し単焦点レンズはPREMIUMでF1.8、PROレンズだとF1.2とかなり明るいレンズが手に入ります。

絞りでその差を換算すると最大で約4.5絞り程度となります。

単焦点レンズで撮影を楽しむ

単焦点レンズの最大の魅力は明るさを活かした夜景撮影に威力を発揮することさらにボケ味の良さがあります。

重量もPREMIUM 25mm F1.8なら137gと非常に軽く、マイクロフォーサーズカメラの特長を活かし切る存在です。

ズームレンズを多用している中で、単焦点レンズは必要のない存在と思われがちです。

しかし一旦この明るいレンズをつけてファインダーを覗いてみれば、世界が一変することがわかります。

ワンランク、ツーランクアップを目指すならPROレンズ。

標準レンズを活かせて一人前

そんな標準レンズですが、フィルム時代ならまずは50mm標準レンズを徹底的に使いこなせ!

そんな言葉さえあったほどです。

つまりズームや他の画角のレンズを用いる前に標準画角を徹底的に頭に叩き込むことが次なるレンズの展開でした。

デジタルカメラではそんな感覚は全く無く、何氣にズーム多用で切り取りしています。

しかし特定の画角を覚えるということは、スナップなどで瞬間を切り取りする撮影にとって非常に有利です。

標準レンズが今なお標準と言われるゆえんは、ここにあるといえるでしょう。

ボケを活かした撮影

絞り開放で撮影

適度な最短撮影距離と素直な表現

標準レンズはカメラの発明とともに歩んできた歴史のある画角です。

そのためレンズ設計も古いですが安定した写りを約束しています。

レンズは様々な撮影距離でも対応できることが理想的ですが多くの標準レンズでは最短撮影距離も短めと便利です。

そのためボケを活かした撮影からパンフォーカスを主体とするスナップまで幅広く対応が可能です。

人間の視野に相当する画角を持っていることから標準レンズ1本で様々撮影に応えてくれると言っても過言ではありません。

素直な映りを得意とする標準レンズは被写体を選ぶこともなく、観たままの画像をそのまま表現してくれます。

素直な表現が得意なPREMIUM標準レンズ

F5.6(ISO200)で氣軽にスナップを楽しむ

次はPREMIUM M.ZUIKO 17mm F1.8

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